ツバサ・クロニクル ドラマCD 王宮のマチネ3 感想

ツバサ・クロニクル ドラマCD 王宮のマチネ3 感想



たとえ芝居といえども
小狼くんに好きと言えない・・・
と悩むさくら。


一方で
変化の無いユキト王。
がっかりする神官トーヤ。


小狼はそんなさくらに
自分の言葉で話すように促す。


そしてさくらは・・・

記憶は失くしたけど
代わりに大切な物を手に入れました。



そう。
人は失くすものもあるけど
必ず代わりのものを手に入れている。



話をしている途中でさくらは・・・
小狼の事を思い出し口にしようとする。

しかし・・・



なぜこのようになったのかを説明するファイ。


その説明を聞き
悲しい事と感じたユキト王。


そして宝物蔵を開けるユキト王。


王として即位し
周囲が王として扱う事で
寂しさを感じたユキト王は
魔術師を呼び、心を切り離したという。



現実としっかり向き合い
前を向いて歩いていく者に
幸運の女神は微笑んでくれるのだと私は思う。



次の次元へ移動しながら
さくらは、いつかあの台詞が言えるようになるから・・・
と言っているが・・・


小狼とさくらが侑子さんに渡した対価は
二人の関係性。


一度切れてしまった関係性だが
旅をしていくうちに、再び二人が結ばれる事ができるのか?


これを聞いたときは
やはり二人が結ばれて欲しいと思いながら聞いていました。


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ここは・・・



そう。
ここは王族にしか開ける事の出来ない
宝物蔵だ。



待ってよ!
王様!



おれたちにも話を聞かせてください!



めきょ!



小狼!
羽根によく似た波動は
この中なの!



我が名はユキト!
この国を治める者なり。
閉ざされた扉よ。
王の名の下にその鍵を解き放て!



あれは・・・!






蔵の中には美しい光を放つ
宝石のような結晶が浮かんでいた。
けれどそれは・・・
姫の羽根ではなかった。






あれこそは・・・
この身から切り離された・・・
私の心です。
あれを失くしたがために・・・
私は
喜びにも
悲しみも
怒りも感じなくなりました。



いったい?!
誰がそんな真似を!?



私自身が望んだのです。



・・・



あれは私が王に即位して
半月がすぎた頃
私は密かに魔法の使い手を
王宮に招き
この国に古くから伝わる魔法を用いて
わが身から心を切り離したのです。



なぜそのような事をしたのです?!



その言葉遣いだ。



ぇ・・・!?



あなたと私は
幼馴染です。
それなのに私が王になってからは
あなたは私に敬語を使うようになりました。

いや・・・
言葉だけではありません。
以前のように心を開いて話をしなくなりました。



それは・・・
王に対する敬意から・・・



わかっています。
わかっているから・・・
誰にも相談できなかったんです。

けれど・・・
あなたと過ごす時間は・・・
私にはかけがえの無い物でした。

いつしか私は・・・
寂しさに耐え切れなくなりました。
そして気づいたのです。

わが身から心が無くなれば
苦しまずにすむと。



何という事だ・・・



小狼くん・・・
と言いましたね?



はい。



幼馴染を失う辛さは
私にもよくわかります。
だから・・・
あなたの境遇を聞いているうちに
私の中に
わずかに残った心が反応したのでしょう。



これから
どうするおつもりです?



あなたの辛さに比べたら
私の悲しみなど
小さい事がわかりました。

私は
切り離した心を
わが身に戻して
その辛さと共に
生きていく事にします。



王様・・・



ありがとう。
小狼くん。

あなたたちのおかげで私は
現実と向き合う勇気を手にする事ができました。



はい。






そして・・・
再び旅立つ日がやってきた。






もう
行ってしまうのだな?



はい。



旅の無事を祈っています。



ユキトさん・・・
いえ・・・
王様もお元気で。



おい、白饅!
今度こそ羽根のある国へ行けよ!



そんなの行ってみなきゃ
わかんないも〜ん!



さぁ、そろそろ行こうか!



モコナもどきも
どっきどき!
かぁ〜
ぷぅ〜!






行ってしまったね。



はい。



あの・・・



何です?



せめて二人で居る時だけは
この私が・・・
王の辛さを和らげようと
心に決めました。



ほう?
どうやって?



二人で居るときは・・・
敬語を使いません。
お名前も呼び捨てにさせていただきます。



ふ。
ならば・・・
すぐに実践してください。
今ここに居るのは私たちだけですから。



はい。

では・・・
行こうぜ。
ユキト。



そうしよう。
トーヤ。






ねぇ、小狼くん。



何ですか?



せっかく覚えたんだから
あのお芝居・・・
いつかまた・・・
どこかでやろうね。



え?!
でも・・・



大丈夫。
いつか必ず・・・
あの台詞が・・・
言えるようになると思うから。



ぁ・・・
はい。



ツバサ・クロニクル ドラマCD 王宮のマチネ3 1/2

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言えないセリフ。






私には言えない・・・
小狼くんに
好き
だなんて・・・

たとえお芝居の台詞でも・・・
言えない・・・






さくら、頑張って!



やっぱりあの姫を舞台に立たせるなんて
最初から無理だったみてぇだなぁ。



無理は十分承知してるよ。
でも、王様の心の病が治らなくちゃ
羽根の手がかりは得られないからね。






いかがですか?
王。
彼らの芝居をご覧になって
お心の具合は?



何も変化はありません。



そうですか。

やはり芝居をお見せしても
我らが王の心はこれまでと一緒だ。

それに役者は台詞を忘れて立ち尽くす始末。
これでは
我らが王の心を取り戻すなど
夢の
また
夢・・・か・・・






姫。
台詞が言えなくてもかまいません。
台本を無視して喋ってください。



だけど・・・
そんな事をしたら
お芝居が目茶目茶に・・・



ファイさんの書いた物語は
おれたちの旅が元になっています。
だから
何とかなります。



でも・・・



あとはおれが何とか辻褄を合わせますから。
姫は自分の言葉で語るんです。



自分の・・・
言葉・・・






私の記憶は・・・
羽根になって飛び散ってしまいました。
今では少し、羽根が戻ったので
旅に出る前のことも
思い出せるようになりました。
それでもまだ
たくさんの思い出を失ったままです。






あれ〜?
さくらちゃん
アドリブだね。






記憶は失くしたけど
代わりに大切な物を手に入れました。

それは・・・
仲間です!

小狼くんに、ファイさんに
黒剛さんに、モコナ。
みんな私にとってかけがえの無い人たちばかりです。






さくら
いい事
言う!






この旅を通して
人も世界も一つではないという事を知りました。

だから、もしも私が記憶の羽根を失わず
次元を超える旅に出なかったとしても
どこかで必ず
みんなと出会う運命だった。
そう信じています。






オレたちはともかく
小狼くんとはとっくに出会っているんだよ。
さくらちゃん。



あのガキは決して言わねぇがな。






小狼くん
私たちもきっと出会う運命なんだよね?



姫・・・







違う・・・
私たち
ずっと前に
あってる!



あ!
記憶が・・・!



気のせいなんかじゃない!
ついこの間まで・・・
私は・・・!



駄目です!
それ以上は!



私は
小狼くんと一緒に・・・



ズキューン!



ぁ!






あの音・・・



おそらく
人ならざる力による物かと。






私・・・
今・・・
何をしゃべっていたのかな?

何だか・・・
とても・・・
眠い・・・



姫。
安心してそのまま休んでください。



うん。






さくら!
しっかり!



大丈夫だよ。
眠ってるだけだから。



これじゃぁ
お芝居は中止だね。



なんでぇ。
また骨折り損か?



一体何が起きた?!
先ほどの音はなんだ?!



小狼くん。
事情を説明してもいいかな?



はい。



この小狼くんとさくらちゃんは
実は幼馴染なんです。
でも、今の彼女は小狼くんと過ごした日々を
全て失っています。

そして、それは
決して戻らない。
たとえさくらちゃんが自分で思い出そうとしても
今みたいにその記憶は強制的に消去されてしまう。



ん・・・
なぜ・・・?
そのような事が・・・?



小狼くんがある人と約束したんです。
命の危機に瀕したさくらちゃんを助けるためには
彼女との関係性を対価として払う必要があったから。



では・・・
今後も?



はい。
姫がおれとの過去を思い出す事は・・・
決して無いでしょう。



悲しい・・・
話・・・
ですね。



ユキト王!



あの王様
とっても悲しそうな顔をしているの!



これまでとは
まるで別人みてぇだな。



もしかして心がちょっぴり戻ったのかも?



我らが王よ!
もしも心が戻ったなら
何があったのか
お聞かせください!



全てを話しましょう。
私についてきなさい。



羽根の手がかりをつかむチャンスかもよ?
さくらちゃんは
オレたちに任せて。



さっさと行け!



はい!



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