地球へ・・・ 14 2/2

地球へ・・・ 14 2/2






どうしたんでしょう?
こんなに泣いて。



あの男の中に潜む敵意を
察知したんだろう。
感じやすい子だ。



サム・ヒューストン・・・
いつかのお友達ですね。
なぜ彼の名を?



事故の調査に来たんだ。
知っていても不思議は無いさ。



尋問の最中
何か悪意のような・・・
憎悪のような波動を感じました。



あぁ・・・



(あの男は・・・
危険・・・)






ワープ・アウト完了。

ジルベスター星系まで
あと250天文単位。
第3次ワープ、準備。

キース
あなたは死なせません。






それで・・・
いかがでした?



うん・・・



やはり・・・



だから言ったんじゃ。
人間と話すなど無駄な事だと。
心理探査を再開すべきじゃ。



話し合いを続けるおつもりですか?
まだ人間と理解しあえると?



わからない・・・
でも・・・
誰かの記憶を覗いたり
消してしまったり・・・
もう、そんな真似はしたくない。



何を甘い事を。
あなたはあの若いミュウたち同様
我々がどんな仕打ちを受けてきたか知らんから
そんな物言いをされる。

あの苦しみに比べれば
これしきの事を!



目には目を・・・
ですか?



何が悪い!
わしは奴らに弟を・・・



落ち着いてください!



それでは・・・
それでは僕達も
人間と同じになってしまう。


むぅ・・・



強さは力だけじゃない。






ふん。
言うようになったじゃないか。



くだらん。
長ともあろう者が
我等と人間が同じなどと・・・



しかし我々ミュウも
その人間から生まれたのです。






本当に
どうするおつもりですか?



僕も初めてこの船に来た時
怖かったよ。
何でも心を読まれてしまって・・・



ぇ?






ソルジャー・ブルーから聞いている。
すごいミュウなんだって?

期待してるよ。

頑張って。



やめろ!



ぁ!



頭の中で勝手にわめくな!
なんだよ、きみ達は?
僕は仲間じゃない。
きみ達とはちがう!
人間だ!
ミュウなんかじゃない!






異質な者同士
理解しあうのは難しい。
でも
あきらめたくない。



そういえばキムと喧嘩しましたよね?



あぁ。



青の間に駆け込んで行った事も。



必死だったからね。
そこから全てが始まったんだ。






あぁ!
居た!
グランパ!

ママ、ほらね。
グランパに会えたでしょ?



帰ったんじゃなかったのかい?



えぇ。
この子がここに居れば
グランパに会えるって。
本当にあなたの事が好きみたいです。



昔のきみもそうだったね。



ぇ?
えぇ。
そうですね。
憧れてました。



さっきは怖がらせちゃってごめんよ。
トォニィ。
カリナもすまなかった。



いいえ。
みんな・・・







みんなソルジャーの気持ちは
わかっていますから。
あなたがみんなの幸せを考えているって。



ありがとう。



ぁ・・・



このままナスカに居られるのでしょうか?



きみはそうしたいんだろ?



あれ?
レインがどっか行っちゃった。



わかりません。
本当はどうしたらいいかなんて。

ただこの子が・・・
この子達が幸せに生きていけるなら・・・
それで・・・



(殺せ。)



ぇ?



(あの男、危険
殺せ!
殺せ!)



(思念波?
でもこんな強力な・・・
誰だ?
誰なんだ?)



ぁ!
居た!
レイン
おいで。



どうしました?



いや・・・



ウォーン
ウォーン



警報が・・・






ぁ!













機種判別。
FB-104
空間雷撃艇。
大気圏進入コースをとっています。



どうした?



テラの宇宙船が
衛星軌道よりナスカ地表に降下中です。



小型のワープ船か。
大気圏突入型らしいな。



捕虜の捜索に来たのでしょうか?



あの船一隻でかい?
無謀なやつだね。






少佐
僕です。
マツカです。
応えてください!
キース・アニアン少佐
僕です!
マツカです!
少佐!



ハーレイの読みが当たったようだね。



思念波コントロールルーム
サイオニック・ドリーム
展開!






うぁ!
水が・・・
なんでコクピットに?

ぅ!

違う。
これは・・・
本物じゃない。

ふぅ。

何だかわからないけど
少佐はこんな物ではやられたり
しない!






サイオニック・ドリーム
効果ありません。



精神波攻撃の効かない人間が
まだ居るだと?



こちらに気づいてはいないか?



気づいちゃいないね。
まっすぐコロニーに向かっているよ。



迎撃しますか?



待て。
相手は小型艇一隻だ。
下手にしかけてこちらの存在を奴らに知られる
リスクは負えない。



確かにコロニーは
ステルスで守られてはいますが。



僕が降りよう。



ソルジャー!



今ダイブして出れば
僕のほうが先にコロニーに着く。
何とかくい止めてみる。

ハーレイ
それまで静観していてくれ。



了解です。
ソルジャー・シン。






またテラの宇宙船が近づいているらしいぞ。



あの人間を助けに来たのか?



怖くなんかないやい!



そうよ!
ソルジャーが守ってくれるものね。
先生。



あぁ。
大丈夫だよ。
アルテラ。

ソルジャー・・・






ぇぃ。



ソルジャー
地表へダイブされました。






トォニィ。



トォニィ
ママから離れちゃだめよ。

トォニィ?
どこに居るの?






行っちゃ駄目。
トォニィ。






居る。



ぅ!

誰だ!

さっきの子供・・・
何だ?



グランパがやらないなら・・・
僕がやる!



ぅわ!



ピシピシピシ
パリン



(オマエはキケン
オマエは危険だ!)



ドスン






どうした?



ぁ!



ぁ!
何が起こっているの?
トォニィ!
返事をして!



エリアインディゴ
第5ブロック
Cデッキで爆発発生!



なに?!



ダメージ・コントロール
消火急げ!






フィシス様
どこに居るのですか?
フィシス様!






ジョミー
危険が迫っている。






ぁ・・・
ぅ・・・



トォニィ!







何じゃ?



これは・・・



感じる・・・
憎悪・・・
深い・・・
あなたは・・・
誰?






いや・・・
いや・・・
いや!

トォニィ!
トォニィ!
トォニィ!!






キィ
キィ



氷のようだ。
仮死状態か?



これは・・・
あの人間が・・・?
いえ違う・・・
この憎悪に満ちた思念。
一体誰が?

誰です?
そこに居るのですか?



ぁ!



ミュウの女・・・



ぁ・・・
あなたは・・・






私を目覚めさせるもの。
お前は誰だ!



posted by temari-cat at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地球へ・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球へ・・・ 14 1/2

地球へ・・・ 14 1/2


同じ記憶。
オマエ ハ キケン!






テラ
それは私達人類の母なる星。



心理探査は続けていますが
何の情報も得られません。



この銀河系のどこにテラはある?
きみたちはこの星に僕らが居ると知って
来たのか?



豊かな自然。
山々は・・・



しぶとい奴じゃ。



これ以上続けても無駄なのでは?



何を言う。
相手はメンバーズ・エリートなのだぞ。
テラの座標を知る
またとないチャンスじゃないか。



しかしこのままでは
彼の精神は崩壊してしまいますよ。



人間の精神なぞ
どうなろうと知った事じゃないわい。



それでは・・・



なぜそこまで機械に忠誠をつくせるんだ?



若い者達は
早く彼を処置しろと騒いでいるようです。



処置?



ナスカの秘密が漏れぬよう
記憶を操作するなり
殺すなり・・・



なるほどね。



定住すると決めた以上
テラの座標など必要ないと言う事か。



何と言う
腑抜けた。



ハーレイ。



ん?



心理探査をやめてくれないか?



ソルジャー
やはりあなたは不抜けどもの
お味方か?



ゼル。

何かお考えでも?



テラに歩み寄るカードだ。
とにかく今はやめてくれ。



わかりました。






S.D.597 DEC.ナスカ



ぁ・・・
フィシス様。






シャー



(ぁ・・・

マザー・イライザ・・・



一瞬マザー・イライザに見えた。
この女・・・
一体・・・)



(あなたは誰?
あなたは・・・

手を当てて。
ガラスに・・・
お願い。)



(もう一度・・・
もう一度見せて。
私と同じあなたのテラを。)



ぇ?

(お前は何だ?
何をしに来た?)



こ・・・これは・・・



こにイメージ・・・
この女の物なのか?

ここを出たい。



ぁ!



(応えた!
自分の船の構造を。)



いや。
やめて!



シャー



フィシス様!
大丈夫ですか?
何かされたのですか?



いや・・・
放して。



ぁ・・・

フィシス様
お待ちください。






はぁはぁはぁ・・・



今お水を。



あの人へ意識が流れ込んでいくのを
止められなかった。
なぜ?
なぜなの?
どうしてあの歌を?



ぁ・・・



(不吉な・・・風・・・)






シャー



うわ!



リオ!



いえーい!
大当たり!



ほら
やっぱりグランパだ。



すごい!
トォニィの予感的中!



こらタキオン
むやみに物を飛ばしてはならないと
教えたはずだぞ。



はーい。



先生すごいのよ。
トォニィがね
朝からソルジャーが来るって
当たったちゃった!



グランパ!

ジョミー!

ソルジャー!

見て見て
ソルジャー!

あ〜
コブいけないんだ。
先生
飛んじゃダメって言ってたもん。



コブ
先生の言う事は聞かなきゃだめだぞ。



ソルジャーの絵
描いたの。

聞いて、聞いて。



こらこら
順番・・・



僕のグランパなのに。



キィ



あっちで遊ぼ。



ぁ・・・
どうしたんだ?
トォニィ。

来いよ。
みんなと遊ぼう。
トォニィ。



ぁ・・・



つかまえた。



ぁ・・・



うふふ。



こら
レイン。



あはは。
ピョンピョン
レイン。



シャー



ぁ!

ママ!



ぁ・・・



カリナ。



ソルジャー・・・






いつか聞いた知らない歌。
いつからか
私の心にあった歌。

私と同じ記憶。

あの人は・・・
誰なの?






何だったんだ?
あの女・・・






みんな元気そうですね。



ご覧のとおり
大人の揉め事など
彼らには関係ないらしい。



教授のおかげです。
みんな教授の事が好きだから。



あなたの事もね。



ぁ・・・



この子達のためにも
正しい選択をしなければ。
ぁ・・・
何か御用でしたかな?



えぇ。
カリナに頼みたい事が・・・



ぁ・・・



トォニィと一緒に来て欲しい。



シャングリラに・・・
ですか?



心配ない。
きみの気持ちは理解している。



ぁ・・・



ただ
これから歩む道のりを知るために
今は協力してくれないか?



ぁ・・・






シャー



ぁ!



大丈夫。



尋問か?
心を読むのはあきらめたようだな。



きみの心は読めない。
まるで機械仕掛けの人形のようだ。



人形か・・・



逃げようとしても無駄だ。
僕は・・・



ジョミー・マーキス・シン。



ぁ!



驚くことは無い。

お前が送ったメッセージを見た。



なら話は早い。



キース・アニアン少佐。
僕達の間に
話し合うよちは無いのか?
ミュウに戦う意志は無い。

生きる事。
生存権を認めて欲しい。
それだけなんだ!

カリナ。



いや。
怖い。



トォニィ
ソルジャーの御用なのよ。



嫌!
怖い!
ママ!



大丈夫だよ。
彼は拘束されて動く事はできない。



ぅ・・・



この子がわかるか?
この子は僕や君とは違う。
このナスカの大地で
ここに居るカリナの胎内から
生まれ育った子供なんだ。



そんな・・・
ありえない!



本当さ。



ぅ・・・
ぅ・・・
ぅ・・・



誰かが
泣いている。



もうしません。
もうしません。
先生。



秩序を乱す悪い子は
社会から排除される。



助けて!
助けて!
ママ!



待て!
そんな子供を!



パシ



できればこんな事はしたくなかった。



子供を利用して飛び込んで来るとはな。

あれは本当に母親の胎内から産まれたのか?



そうだ。
あの子だけじゃない。
既に何人もこのナスカで産声をあげている。
これから産まれようとしている命も。



愚かなことを。
あの子達のためにも
このナスカで暮らしたい。

過去のことは忘れよう。
この星から一歩も出るなと言うなら
それでもかまわない。
だから・・・



ナスカと呼んだな。
この星を。
この星の名は
ジルベスター7だ。

戦う気は無い?
過去は忘れる?
勝手な事を!



確かにきみ達と戦った事もある。
でも・・・
それは・・・



サム・ヒューストンを覚えているか?






ジョミー・・・



どうしちゃったんだ?
サム?!



友達だろ?
プレゼントを受け取ってくれよ。
ジョミー・・・
サム・ヒューストンからの
プレゼントだよ。

ははははははは。



お前は・・・
お前は・・・

サムなんかじゃない!






あぁ・・・
なぜ彼のことを?

だんまりか。



待て。
一つ聞きたい。



ん?



星の自転を止める事ができるか?



さぁ
やってみなければわからないが。



残念だったな。

その力がある限り
人間とミュウは相容れない。



そうか。
残念だ。



シャー




posted by temari-cat at 16:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地球へ・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球へ・・・ 13感想

地球へ・・・ 13感想



ナスカでの平和な時間も長くは続かなかった。
確かに不審な事故が多発すれば
本格的な調査がされるでしょう。



こちらの心を読んだな?
言え!
今度私にその力を使えば
必ず射殺する。



どうやらミュウに関しては
人類側では極秘事項とされているらしく
しかもMという言い方ではっきりと言わないようにしているらしい。

日本人には多いですが
自分と違うものを受け入れない。
他者と違うものを排除しようとする動き。
自分が他者とは違うとわかった時
いかにそれを隠して生活するか?
マツカが怯えているのもそのせいだと思われます。




この程度でワープ酔いか?
何時間ワープ航行訓練を受けたんだ?

シュミレーションで60時間。
実地で3回であります。

自分は実地は初めてであります。

次回ワープは3時間後。
全員それに備えて薬を飲んでおけ。
優秀な諸君達なら絶対に出来る。

この老朽艦では目的地まで
あと3回はワープしなければならない。
連中耐えられるのか?
グレイブは私を遠まわしに
殺そうとしているのか?




キースに与えられたのは
訓練もろくに受けていない新米兵士と
老朽艦。

キースも周囲から見れば特殊な存在。
当然いろいろあるのでしょう。
見方を変えればミュウより特殊な存在かもしれません。




やぁ。
フィシス。
どうしたんだい?

ジョミー
ナスカに連れて行ってくれませんか?

フィシス!
ようやくナスカに降りる気になってくれたんだね?

ハロルドに
子供の名付け親になって欲しいと
お願いされたものですから。




名付け親を頼まれたから
というフィシス。
しかし本心は・・・

ナスカの不吉な風を確かめたくて・・・
と推測します。




予定ポイントに近づきました。
ジルベスター星系です。
まもなく第7惑星の軌道に入ります。

ジルベスターって原因不明の事故が
多発している宙域だろ?

帰還してもみんな気がふれちゃってるっていう
あれだろ?

大丈夫なのか?
僕達。

それを確かめに来たのだ。
見ろ。あれが第7惑星
ジルベスター7だ。



ジルベスターを調査に来た事を知っていたのは
マツカだけだったらしく
たの新兵たちは知らされていなかった様子。
もっとも最初から知っていたら・・・
怖気づいて使い物にならなかったでしょう。

それを考えるとワープが複数回必要な
老朽艦でちょうど良かったのかもしれません。




シャトルで降下するつもりのようであります。

基地をステルス防壁したのが裏目に出たか。




隠れるなら上手に隠さないと・・・
人類がかつて作った基地だけ見せるように・・・
なんて事は無理だったのだろうか?

ダミー映像を見せるとか・・・
もっともここでミュウたちが平和に暮らし続けていたら
次のストーリーには進まないのですが。
でも・・・
やはり静かに暮らしていて欲しかったと思ったりもします。





うるさい!
このままじゃ全滅するかもしれない。
みんなおかしくなっちゃうんだぞ!
僕達の判断だけじゃ
どうにもならない!

やめろ!

ズキュン

ぅ・・・

どうしよう・・・
撃っちゃった・・・

パラライザーだろ?
大丈夫さ。
それより早く基地に戻ろう。



若いだけでリーダーを失ったら烏合の衆。
それを思うと人はなんと愚かで
自分で判断し行動する事のできない人間は
情けないのか?
と思ってしまいます。

もっとも管理側から言えば
そのほうが操縦しやすくて良いのかもしれませんが。




この感じ・・・
誰かに似ている・・・

この感じ・・・
私は貴様を知っている・・・

危険だ!
あいつは!

やはりここに居たな。
ミュウ!
見つけたぞ!



ようやく直接対峙した
キースとジョミー。
いよいよ本格的に物語が始まる?




どこから来た?
答えろ。目的は何だ?
誰に命じられた?

メンバーズ・エリート
人類統合機構の犬というわけか。
マザーの勅命でミュウを倒さん!

読まれた。
意識を取り戻す一瞬に・・・



キースの正体を知ったジョミー。
しかしフィシスは・・・



視える。
あの人の心が視える。
ぁ・・・
これは・・・
そんな・・・
どうして私と同じビジョンを?



アニメでは多く語られないようですが
フィシスもまた特殊な存在。
存在だけで言えば
キースに最も近いと言えるでしょう。



調べましょう。
この方の記憶を。
メンバーズだとしたらテラの事も
何かわかるかもしれません。
ジョミー・・・



フィシスはもしかしてキースに興味を持った?
しかし彼は危険すぎる・・・




そうだ。
そうプログラミングされている。
こいつは機械みたいな奴なんだ。

それが私達の敵
メンバーズ・エリートかい。

なぜそこまで機械のプログラムに従う!?
お前は人間だろ?
お前は精神まで支配されて
それでも・・・
それでも人間だって言うのか?!!

悲しい心。

ソルジャーが泣いている。

誰のため?

ミュウのために。

人のために。




自分達の敵が何か
それを思い知るミュウたち。
でもジョミーは・・・
なぜキースがそのようになったのか?
それに対してまで泣いている。

ジョミーはコントロールが難しいと
コミックスの中で言っているが
彼の思念波は強すぎて
全ての者に筒抜けになってしまうらしい。
でも・・・
ある意味風通しが良いのは良い事なのかもしれません。




これ以上の話し合いは意味が無い。
下がりたまえ。

下がりません!

そうか。
そこまで少佐の事を・・・

輸送船を一隻でいいんです。

いいだろう。
高速艇を一隻用意してやる。

ありがとうございます!
それでは
行って参ります。




今までマツカはこのように
自分の考えを押し通した事があっただろうか?
マツカの過去が不明ですが
非常に気になります。



嘘がお上手で。
ギルガの宇宙海賊などとっくの昔に・・・
彼、熱くなってましたよ。

メンバーズ・エリートを
見殺しにするわけにはいかんだろ?

形だけでも救援を送ったということで
処理するおつもりですか?

心外だな。
上官思いの部下がたった一人で救援に行く。
美談じゃないか。



仕事はしたくない。
面倒は好まない。
しかし体裁はつくろいたい。

典型的な公務員(?)
そのように感じるのですが・・・





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地球へ…(2)


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posted by temari-cat at 15:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地球へ・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球へ・・・ 13 2/2

地球へ・・・ 13 2/2






ぁ・・・



記録上のポイントには何もありません。



まわせ。

(この地の季節風が強いとは言え
痕跡一つ残さず基地が埋没する事は
ありえない。)

降下準備。
この目で直に確かめる。



ですが・・・



どうした?
直ちに着陸シークエンスに入れ。



わ・・・
惑星への着陸訓練は受けていないのであります。



なんだと?

私が上陸艇で降りる。



(少佐・・・)






シャトルで降下するつもりのようであります。



基地をステルス防壁したのが裏目に出たか。

アイハラ!
ソルジャーに連絡!



はい。
ソルジャー
聞こえますか?



何だって?
人類の宇宙船がナスカの軌道に入った?






(何だ?
この感じ・・・)






まさか・・・



ジョミー。



この星に下ろしちゃいけない!






ピーピーピーピー



くそ。
マツカ
聞こえるか?
操縦不能に陥った。
そちらで遠隔操作できるか?



駄目です。
操作できません。



マツカ
聞こえないのか?



少佐
聞こえてます!



操縦不能に陥った。
聞こえておらんぞ・・・



カチ



少佐!
少佐!
応答してください!



上陸艇の機影
ロスト。



少佐!



どうしよう・・・
少佐殿が・・・



ハイパーウェーブでソレイドに指示を仰ごう。



駄目だ!
ハイパーウェーブ通信が通じないよ。
きっとあの原因不明の事故が起こったんだよ。
ソレイドに引き返そう!



落ち着け!
少佐は必ず戻ってらっしゃる!



そんな事わかるもんか!
ここは基地に戻って指示を仰ぐんだ!



待て。
落ち着くんだ。



うるさい!
このままじゃ全滅するかもしれない。
みんなおかしくなっちゃうんだぞ!
僕達の判断だけじゃ
どうにもならない!



やめろ!



ズキュン



ぅ・・・



どうしよう・・・
撃っちゃった・・・



パラライザーだろ?
大丈夫さ。
それより早く基地に戻ろう。






何?
どこへ行く!
マツカ!

何をしている?!
マツカ!






この感じ・・・
誰かに似ている・・・






この感じ・・・
私は貴様を知っている・・・






危険だ!
あいつは!



ぅ・・・
あれは・・・

やはりここに居たな。
ミュウ!

見つけたぞ!



ドスン



ぅ・・・



ぁ・・・



ぁ・・・
ぁ・・・
ぁ・・・



(お前は何者だ?
答えろ!
お前は何者だ?)



ぁ・・・
マツカ・・・



どこから来た?
答えろ。
目的は何だ?
誰に命じられた?

メンバーズ・エリート
人類統合機構の犬というわけか。

マザーの勅命でミュウを倒さん!



読まれた。
意識を取り戻す一瞬に・・・



読めなくなった。
心理防壁か?



ぅ・・・
チ・・・

他にも居たか?



ぇぃ!



うわぁ!



ジョミー!



ぅ!



くそ。
サイオキネシスか?



捕まえたぞ。
お前の隅々まで知り尽くしてやる。
さぁ
心を開け!



そうはさせん!
お前には死をくれてやる!



一人ではだめ。
ジョミー。
その男はあなた以上の戦士です。
助けを呼ばなければ。
誰か・・・
早く・・・



ぅ・・・



化け物め。
殺す!



無駄だ。
お前の動きは僕の手の内にある。



ジョミー!



ソルジャー!



ぅ!



殺すな!
リオ!



うわぁぁぁ!!



視える。
あの人の心が視える。

ぁ・・・
これは・・・

そんな・・・
どうして私と同じビジョンを?



ソルジャー
怪我は?



大丈夫。
たいした事はない。
かすり傷さ。



無茶をしないでください。
あなたなら指を触れずに
この男の心臓を止められたはず。



岩なら裂く事もできるが
相手は人間だ。



ぁ・・・
危ない。
大丈夫か?
フィシス・・・

どうしたんだ?
こんなに動揺して・・・

ぁ・・・



死んだのですか?



パラライザーで気絶しているだけです。



調べましょう。
この方の記憶を。
メンバーズだとしたらテラの事も
何かわかるかもしれません。
ジョミー・・・



ぁ・・・






捕虜は意識を失っています。
追跡は容易でしょう。
深層心理プロッフをおろしてくれ。



はい。



銀河系を外から見ている。
鮮明すぎるイメージだ。
これは後天的に脳に埋め込まれた物だろう。



心拍、脳波
安定しています。



この銀河系のどこにテラがあるんだね?



ぅ・・・
ぁ・・・



一気にソル太陽系か?
芸が無いね。
服は一枚ずつ脱いだほうがそそられるってのに。



ぅ・・・



あり得ない惑星配列だ。



えぇ。
こうやって年代さえ
はっきりさせないつもりなんでしょうね。



見ろ!
なんて青く美しい。



地表の7割は水で覆われてますから。



フィシス様が見せてくださるテラと同じですね。



ぁ・・・
この歌・・・



テラ
これは私達人類の母なる星。
生きとし生ける物全てを包み込む
私達の故郷。

豊かな自然。
山々には・・・



偽者だ!
嘘の情報で真実を覆い隠しているだけだ!
もっとプローフを深く下ろしてくれ!



ぁ・・・
はい。



青い海には無限の命があふれ
そして・・・



もっと深く。



ぅ・・・
ぅ・・・



平和に接しています。



もっとだ!



テラ
私達の故郷・・・



もっと!



これ以上深層意識を刺激するのは危険です。



我々ならとっくに精神崩壊しているレベルです。
ソルジャー。



あいつの心理防壁は僕達とは違う!
死んでも本当のことは読ませない気だ。



眠っている間にもか?



そう訓練されているんだ。



なぜ?
なぜあの歌を?
あなたは誰?
どうして私と同じ記憶を持っているの?



極秘事項は深層心理の奥に隠れて
我々には読めないというの?



そうだ。
そうプログラミングされている。
こいつは機械みたいな奴なんだ。



それが私達の敵
メンバーズ・エリートかい。



ぅ・・・
ぁ・・・



なぜそこまで機械のプログラムに従う!?
お前は人間だろ?
お前は精神まで支配されて
それでも・・・
それでも人間だって言うのか?!!






悲しい心。



ソルジャーが泣いている。



誰のため?



ミュウのために。



人のために。






ぅぅぅ・・・



もう許してあげて。
ジョミー。



皆、すまない。
つい感情的になってしまった。

これ以上は苦しめるだけか。

今日はここまでにしよう。



ぁ・・・
あぁ。






SILVESTER
REPORT



そうだ。
貴様の処分は無い。

あの新兵ども
お前をパラライザーで撃った事まで
馬鹿正直に報告してきたからな。



ぅ・・・



なんだ。
奴らを告発でもするか?



指令
古い輸送船でもかまいませんから
私に!



駄目だ。



指令・・・



私とて少佐の探索に
一個中隊ぐらい派遣してやりたいところではある。
が、今はギルガの海賊掃討作戦で手一杯なんだ。



ですから私一人でも・・・



これ以上の話し合いは意味が無い。
下がりたまえ。



下がりません!



そうか。
そこまで少佐の事を・・・



輸送船を一隻でいいんです。



いいだろう。
高速艇を一隻用意してやる。



ぁ・・・
ありがとうございます!
それでは
行って参ります。



シャー



シャー



嘘がお上手で。
ギルガの宇宙海賊などとっくの昔に・・・
彼、熱くなってましたよ。



メンバーズ・エリートを
見殺しにするわけにはいかんだろ?



形だけでも救援を送ったということで
処理するおつもりですか?



心外だな。
上官思いの部下がたった一人で救援に行く。
美談じゃないか。



ふっふふふふ。
酷い人。






少佐。
僕は・・・あなたを・・・



posted by temari-cat at 14:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地球へ・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球へ・・・ 13 1/2

地球へ・・・ 13 1/2


星に潜むもの。
タトエ リソウ ダト イワレテモ。






事故調査の協力要請は?



伝わっている。

ソレイドもいろいろあるのだよ。



出発準備が完了するまで
1時間ほどお待ちください。
少佐。



二人の時はキースでいい。



ぁ・・・
はい、少佐。
ぁ・・・
キース。



(お前は誰だ?)



テーブルに
コーヒーを用意しておきました。



気を使わなくていい。



いや・・・
しかし・・・



私は客ではない。



ドサ



ぁ・・・



(私に触れるな!)



すみません。
そんなつもりじゃぁ・・・



貴様
やはり・・・



うわぁ!!



ズキュン



ぅ・・・



こちらの心を読んだな?
言え!

今度私にその力を使えば
必ず射殺する。



(少佐・・・
どうして僕を・・・)



出発だ!






ぁ・・・



フィシス様・・・



ナスカに・・・
風が・・・
残酷な風が・・・






ふぅ。



うぐ・・・



この程度でワープ酔いか?
何時間ワープ航行訓練を受けたんだ?



シュミレーションで60時間。
実地で3回であります。



自分は実地は初めてであります。



はぁ。
次回ワープは3時間後。
全員それに備えて薬を飲んでおけ。
優秀な諸君達なら絶対に出来る。



ぁ・・・
少佐殿が優秀だって!



僕たちなら出来るよ。



だよね。
少佐殿がああおっしゃっているんだもの。



艦長室に居る。
何かあったら連絡を。



了解。






やぁ。
フィシス。

どうしたんだい?



ジョミー
ナスカに連れて行ってくれませんか?



ぁ!
フィシス!
ようやくナスカに降りる気になってくれたんだね?



ハロルドに
子供の名付け親になって欲しいと
お願いされたものですから。



そうか。
じゃぁ早速シャトルの用意をしよう。



フィシス様・・・






この老朽艦では目的地まで
あと3回はワープしなければならない。
連中耐えられるのか?

はぁ。
グレイブは私を遠まわしに
殺そうとしているのか?



そんな事は無いと思います。



ふ。
私を殺そうとしたお前の言葉だ。
信じよう。



ぅ・・・



やりたければいつでもいいぞ。
お前ごときに殺されるなら
私はそこまでの人間だったという事だ。






シャー



お帰りなさい。
ソルジャー。



よくおいで下さいました。
フィシス様。



強い子。
名前を聞かせておくれ。
ハロルドの子よ。

そうなの。
セーレ。



ぁ・・・



名前はセーレ。
この子が自分でそう言いました。



ぁ・・・
ありがとうございます!
フィシス様。



セーレ。



カリナ。
あなたはよくやっています。
看護婦としても
母としても。



ぁ・・・
ありがとうございます。



これからもみんなを助けてくださいね。



ぁ・・・



・・・

フィシス。
きみに見せたいものがあるんだ。






100年以上昔
この星に根を下ろそうとした
家族の肖像画だ。

人類は望みながら
しかし
それをあきらめた。
でも僕達は違う。

この星を僕達の星として
いつかテラと
人類と対等の席に着くんだ。

乾ききった大地だろ?



ぁ・・・



サラサラサラ



生きる物とて無いような土地だ。
だけど雨が降れば花が咲く。
虫が飛ぶ。
豊かになれる力を持っているんだよ。
この土地は。

長老達の思い。
若者達の願い。
皆、かなえてやりたい。
それがたとえ理想だと言われても。

思いを抱くものだけに
望む未来が訪れると思うから。



あなたはなんて一直線に
未来を語るのでしょう。
ジョミー。
でも私は感じるのです。
不吉な風を。






ぁ・・・



気がついたか?



ぁ・・・
少佐殿・・・
僕は・・・



気を失っただけだ。
操縦を代われ。



はい。



自信を持て。
よくやっている。



はい!



ピロピロピロ



予定ポイントに近づきました。
ジルベスター星系です。
まもなく第7惑星の軌道に入ります。



ジルベスターって原因不明の事故が
多発している宙域だろ?



帰還してもみんな気がふれちゃってるっていう
あれだろ?



大丈夫なのか?
僕達。



それを確かめに来たのだ。
見ろ。
あれが第7惑星
ジルベスター7だ。






ナスカ軌道に接近する船を補足。
トリトン級の駆逐艦です。
エリア・シルバー9。



ステルス・デバイスの出力を上げろ。
敵の出方を見る。






第7惑星の衛星軌道に入りました。



地表スキャン
開始します。



よし。
破棄された植民基地があるはずだ。
そこを重点的にスキャンしろ。



了解。






スキャンされてますね。



だ・・・大丈夫ですよ。
ステルス防壁で守られてますから。






基地が見つかりません。
少佐殿。



よく探せ。





posted by temari-cat at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地球へ・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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